退職後の健康保険料は任意継続のほうが 2 万円安かった
そろそろ病気自慢のお年頃、えのきです。
サラリーマンが退職した際、それまで会社で入っていた社会保険を任意継続するか、国民健康保険への切り替えが必要になるんだそうで。
自分の前知識としては、会社が半額出してるというのをとりあえず知ってるだけな感じで、単純に辞めたら倍額になるものとして備えていたんですが。
まぁでも一応計算してみるかなぁと思って調べてみたところ!
国民健康保険への切り替えだと保険料は概ね 2 倍になった
国民健康保険の保険料計算方法は、地域によって微妙に変わる?みたいです。例えば豊島区の保険料計算方法はこちら↓に載ってました。
これに当てはめて、自分の保険料を計算してみました。ちょっと面倒な感じだったので表にしてみたり。
もしご自分に当てはめて計算してみたい方が居たら、こちら↓のシートをダウンロードして数字を変えてみてください。ニーズはあんまし無いかもですが、まぁせっかく作ったので。
Microsoft Excel 用の保険料計算シートをダウンロード
ちなみに千葉市では試算フォームを Web に公開してくれていました。激しくイイネ! 同じこと全国でやって欲しい。
自分の場合は月額で約 48,680 円、在職中の月額の 2 倍よりちょぴっとだけ高くなる感じですね。でもまぁこれくらいの違いだったら社会保険の任意継続とかしなくても別にいいよね‥ 後でまた切り替え手続きとかするのも面倒だし? とか思ったのです。が!
社会保険の任意継続のほうが 2 万円安かった!!
念のため、社会保険の任意継続のほうでも計算しとくかなぁと。どうせそんなに変わらないでしょ? くらいのつもりで。しかし! 社会保険の任意継続の場合は保険料の上限額が決まってることが多いらしく、この上限額に引っ掛かる人は任意継続のほうが断然安くなるようです!?
たとえば全国健康保険協会の場合はこんな感じに説明されてます。
ただし、退職時の標準報酬月額が28万円を超えていた場合は、標準報酬月額は28万円です。
報酬月額 28 万の月額保険料は、東京だと 27,916 円でした。何と国民健康保険より、月 2 万円以上も安い!!!
というわけで、びっくりするくらい差が付いちゃいました。うわー‥ 念のため調べてみて良かったぁ、て感じです。あんまり差が開くもんだから、何か計算間違ってるか?って何度も計算し直してみたりしたんですけどね。これは任意継続しない手は無いなぁ。
扶養家族や高齢者の有無、加入していた健康保険組合によっても保険料は変わって来るので、これはあくまで自分の場合はこれだけ安くなったよ!という一例に過ぎないのですが。でもとりあえず任意継続だと保険料の上限額があるらしいぞ?というのだけ知っていれば、少なくとも知らずして大損することは避けられそうですよね。この記事がどなたかの役に立つことがあったなら、コレ幸い。
以上、会社辞めた途端に体壊しそうな予感がしてならない、えのきでした。
追記 : 加入しているのが全国健康保険協会の保険ではない場合があるので注意が必要です。