ハローワークの「雇用保険説明会」で聞けた話
善良求職者、えのきです。
3 度目のハローワークに行ってきました。「雇用保険説明会」に参加するためです。
- 「雇用保険受給資格者証」を貰える。ここで初めて給付金の額がわかる
- 国民年金への切り替えの説明。免除制度もちゃんと教えてくれる
- 雇用保険の受給の流れについて説明したビデオの鑑賞。不正受給への釘刺し
- 失業認定申告書の書き方と認定日についてのレクチャー。初回認定日はこう書けばクリアできます!って教えてくれる
といった内容でした。1 時間半くらい。
ええと、何か個別に挙げられるポイントあったかな。いくつか書いてみます。
給与の 4 割程度を給付金で貰えると判明
ハローワークで手続きしても、この日までは自分が幾ら貰えるか判りません。まぁ事前に計算はできるんですけどね、でもやっぱ正式に額が判らないのは不安。
自分の場合は日額上限に引っ掛かってしまったので、在職中の給与と比較して 4 割弱くらいの額になりました。自己都合退職なので、給付が始まるのも 3 ヶ月先です。これは前もって充分に貯金をしておくか、生活レベルを落としておかないと厳しい額ですよ!(自分は両方やりました)
年金の免除制度についてちゃんと教えてくれます
前回の記事でも「案内書類がちゃんと貰えたよ!」と書いたのですが。
書類どころか、今回の説明会できちんと枠を設けてあって、丁寧に説明してもらえましたよ。うーん、ドヤ顔で紹介した記事が痛い(><)
退職時にやらなきゃいけない諸々の手続きの中では、この年金関係の手続きが一番締め切りが早かったんですよ。退職から 14 日以内って書いてあった。なので真っ先に自分で役所に手続きに行ったんですけども。でもハローワークの手続きスケジュール上は、雇用保険説明会までは申し込みから 14 日かかります。えー、間に合ってないじゃん!て。国民年金は「国民全員入ってる!」っていう建前になってるので、手続きが遅れても罰則もないし特に困らない、らしい。テキトーだなぁ。
ま、年金に関しては、そんなに焦らなくて大丈夫という事です。
不正受給絶対殺すマン
失業給付金受給の流れについて解説するビデオが流されます。事前にあれこれ調べてる自分的には退屈な内容でしたが、非常に丁寧に説明されてましたので、とりあえずなーんも予備知識仕入れてなくても、給付の流れが解んない!ってことにはならなそうかな。あのビデオがネットで観られるようになってるといいのになーと思って、もしかしたら既にあるかな?と軽く探してみましたが、見つけられませんでした。無いのかなぁ。
で、そのビデオの中で、不正受給について説明するコーナーもあったんですが。解説者がやや強面のおじさんにチェンジ、声音もちょっぴりドスの効いたものに変わったので、思わず吹いちゃいました(笑) いや、笑っちゃいけないんだろうけど。そんなに多いんですかね、不正受給って。
「不正受給は必ず!!発見されます!!!」との事で、その理由として納税データがコンピュータ上でリンクされている事、有志による通報がある事などが挙げられていました。コンピュータはまぁ、わからんでもないです。マイナンバーとかで今後ますます厳密になりそうですし。でも通報ってのは、よく解らないなぁ。「あいつズルしてますよ!」ってわざわざ通報する人が多いって事? 他人への無関心が蔓延するこの現代日本で?? 実際タレコミによってバレることがかなり多いみたいですが。どんな人が通報してるんだろう。
なんにせよ、良からぬ事は考えないのが吉かと。
就労したぶんが給付金から差し引かれるみたい
絶対暴くゾ!と脅した後で、失業認定申告書の書き方をレクチャーしてくれます。嘘書くと為にならんゾ!ってなワケなんですが、何がその「嘘」になっちゃうかはやっぱり曖昧で、これはもう個別に相談するしか無いようですねぇ。
一応、その場で言っていたニュアンスを書いておくと。申告は「就労」があるかどうかが重要で、「就労」であるならば収益の有無は関係無い。「起業準備」は「就労」に準ずる申告をする。
で、ここからは自分的にはちょっとした新情報でしたが、「就労」ないしは「起業準備」した時間や収益を勘案して給付金額を減額される。つまり就労即給付打ち切り!ではないヨと先日説明されたのは、これを指して言ってるんだなー、なるほど。昔はこれが、「起業準備」で即打ち切りだったって事なのかな。
あ、先日訊いてきた話はこちらです。
「勘案する」の部分が曖昧かな。収益ゼロ円で減額される可能性があるかどうかがポイントか。初回認定日に突っ込んで訊いてみよう。
だんだん面倒になってきた(笑) まさかこうやって早期再就職を促してるんじゃあるまいなぁ。
以上、敢えてブログで晒して耐通報性を上げたい、えのきでした。